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菜根譚

月曜日の夕方、食のエッセイを雑誌や新聞に寄稿している東京在住の友人が、九州への取材の合間に京都に立ち寄ってくれ、杯を酌み交わす事に。

その友人は、兎に角、職業柄、加工食品の品質や純正さには他に類を見ない程、細かいポイントまで煩い男なのだが、プライベートの食事は、ジャンクでもB級でも、料亭でも、よく言えば研究心旺盛、オールマイテイ,悪く言えば雑食、何を食べさせても酒さえあればいいって男である。

今日は大阪に宿を取っていると言う事で、6時から飲み始め、京阪の最終で先ほど帰りましたが、僅かな時間、物凄い急ピッチで飲み、食べ、話をしました。

是からの食品は何処へ向かうんだろう?何が面白いんだろう?って話に後半到ったのですが、最終的に三極化するんじゃない?と言う仮定、予測を二人で行いました。

食の三極化、衣類の二極化のように、ユニクロとシャネル、生地やデザインが良い悪い、品質に比して価格が高い安い、って単純でないのが食品。

あえて言えば、餌、おかず、ご馳走って区分け、もう少し柔らかく言えば、良い、少し良い、大したもんじゃないって三極に分かれる。

ではそのご馳走、良い食品って言う物の定義は、って話に及びました。

無添加で加工の純正な物、伝統食品、広く皆に愛されている物、とにかく一度食べたら病みつきになる物、ポイントを上げて行くと切りが有ません。

そんな中、ふと私は菜根譚の一節を思い出しました。

「醸肥辛甘非真味、真味只是淡味深奥」

直訳すれば、味付けの濃い、はっきりした味わいの物に真の味は無く、淡い味の奥にこそ本当の味が潜んでいる、もしくは存在するって意味ですが、私なりに訳すと、真の味、本当の味は、素材のよさを活かし、引き出し、調理と共生する中に有り、味付けで素材をねじ伏せてしまう物で無いって話を致しました所、甚く友人は感心し、「それが良い食品の定義でいいんじゃない?」て事に今日の所は相成りました。

めでたし、めでたし。
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