スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

漬物屋の昔話 3

料理屋の下拵えのお手伝いをしてたのも有ってか、祖父は相当料理自慢だったらしく、たまに業界の長老の方に何かの機会でお会いすると「あんたんとこのおじいちゃんは、そら食べもんにうるさい人やった!料理屋で食べてて、この煮物は不味い、とか言ってよう料理屋の大将と喧嘩しとった!

挙句の果てに自分で作っとた、でも確かにそこらの半ちくより料理は上手やった・・。」って聞かされました。

元々祖父だけでなくひいおじいちゃんも料理屋に出入りしていて、明治時代にはまだ貴重だった精白糖なんかをふんだんに使用して甘酢大根(今の柚子大根の原型)なんかを料理屋の大将のアドバイスで創作したと聞いてます。

この頃の漬物は色が地味と言うか黒っぽかったんで、白い漬物は色目を大事にする料理屋にはばっちり受けたらしく引っ張りだこだったそうです。

それが証拠に当時うちの大番頭さんだった井上さんが暖簾分けで独立して「近為」を立ち上げられ、本家を上回る商品をと日夜研鑚され大根と柚子を合すと言う当時としては画期的なアイデアの名作「柚子こぼし」が出来たのは業界内では有名な話です。

さて近清では一子相伝や秘伝の類は殆ど無く、技法として具体的に伝わる物は少ないんですが、只一つだけ必ず当代が守らなければいけない教えが有ります。

まあそれが漬物の極意?なのかってとこですが・・・。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:酔いどれ九代目
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。