スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

キットカット ヒットの裏側

ネスレフーズ高岡社長の「ビジネス・インサイト」講演のレポートを読んでいて非常に面白かったので、紹介します。

「キットカット」というヒット商品について、高岡氏がさかんに「インサイト」という言葉を口にしたのだと言う。

もともとイギリス生まれの伝統あるチョコレート菓子「キットカット」は、日本では当時お買い得商品的なお菓子でしかなかった。

高岡氏は日本における独自の付加価値を付けないと市場から消えてしまう可能性もあることを考え、ブランド構築を模索していた。

「キットカット」の一番の基本コンセプトは“Have a break, have a kitkat”。日本人の生活の中における“Have a break”とは何かを考え、突き詰めていったところ、「ストレス・リリース(ストレスからの解放)」というコンセプトに到達したのだが、九州からの一本の電話が、このコンセプトをさらに発展させるひらめきを生むことになる。

電話の内容は、九州では、1、2月に「キットカット」の売上げが大きく伸びる。

その背景には、「きっと勝つ」という受験生にとって響きの良い言葉が、この地方の方言で「きっと勝っとう」と発音され、語呂合わせでゲンがよいと思われていたのだ。

更なる売上増を目指し、九州地区から店頭用のPOPを作成して欲しいと依頼が舞い込む。当時、マーティング担当者であった高岡氏は、これだ!とひらめいたという。

人生において強いストレスである受験、そのストレスを和らげるのに一役買うのが「キットカット」であり、「ストレス・リリース」そのものであると。その後、全社挙げての全国キャンペーンへと展開することとなるのだが、これこそまさに、「インサイト」に導かれてのコマーシャル・イノベーションの一例であるとし、あらためて、「インサイト」の重要性を実感したと言う。

まあ早い話、必死にキットカットを売り続けていたが、なかなか火が付かなかった、それが或るきっかけでヒットの灯が燈り、それに油を注いで大ヒットさせたって言う事例。

ここから何を汲み取るかは、各業種、個人の立場、力量で大きく異なるだろうが、私はこう受け取った。

商品のヒットは偶然と必然、この二つあると考えられるが、どちらにせよ両方共に内包する、供えて居なければならない条件が二つ有る。

それは売れる、売れないに関らず、或る一定期間、とことん売り続けていく努力、それと商品の実力。

どんないいい商品でも、売り続ける努力をしていなければ、必然どころか偶然さえも発生しない、また火が付いても商品に実力が無ければ、一過性のもので長続きしない、

この高岡社長の言葉に学ぶべきは、その二点をもう一度見詰め直す事、そこに尽きるのか?って感じました。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:酔いどれ九代目
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。