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漬物と料理の融合 2

そのヒントとは他愛も無いもので、六条本店時代、うちの常連客に最も多い観光パターンは、平日の夕方に京都へ入り、割烹や料亭でご馳走を食べ、ホテルや旅館を10時過ぎにチエックアウト、それからお土産を物色、最後にうちに立ち寄ってお買い物、それが済んだら京都駅近辺で時間調整がてら昼食、新幹線などでおうちに帰るってええのがレギュラーパターン。

京都観光慣れした方々が多いので、ポイントを絞って、目的を狙い撃ちで来られ、夕食は贅沢し昼食は軽く質素にって言う方が多い。

その手の常連客が決って言うのが、京都駅近辺で気軽で美味しく、のんびり出来て安い食事どころ、出来たら京都らしいお店って、なかなか難しい問題を投げかけられる。

実は京都駅周辺には、意外な事だがそれ程飲食店は多くなく、また良いお店は少ないように私は思う、

まあそれでも、心当たりは何軒か有るには有るので、紹介するのだが、そんな良いお店は大抵昼時は満杯、またたまに空いていてもゆったり出来ないケースが殆ど、まあ私はそれで当たり前だと思う。

そんな状況下、ある常連客のグループが、「お昼、どっかここらへんでお茶漬け程度の軽食、食べるとこ無い?」ってうちの母に尋ねた事があった。

結論から言うと、京都にお茶漬け専門店って言うのは殆ど無い、私が知る限り漬物屋が副業でやっているお店が数軒、料理屋が昼だけ出すお店が数軒、しかも全て祇園や清水、嵐山、観光地だけである。

しかし、うちのおかはんって言うか、京の老舗の辞書に「NO」はないって言うのが、近清の理念、ただ知らない、おへんでは済まされない。

そこでうちのおかはん曰く「何やったらうちのお座敷で、ぶぶづけどうどす?お店ですきなおつけもん、買うてもらって」

「え~いいの~嬉しい~」って感じで、お客様がお店に有った漬物を購入、それにご飯とお茶だけでは忍びないので、お昼の近清のおかずを食べて頂いた。

その際、主に母がお客様の相手をするのだが、どうしてもお客様の買われた漬物が残ってしまう、持って帰るのも無理だし、かと言ってほかすのは勿体無い、それならばって言うことで私が残った漬物をちょこちょこと料理にアレンジしてお出ししたところ、意外なほど受けた、と言うよりもいつの間にか残り物のアレンジを楽しみに常連客がお昼をよばれる様になってきて、その時は忙しかったのもあり、邪魔臭いってんで、もっとちゃんとしたものに昇華させず、ある意味やりっぱなし、レシピとしても確立していなかった。

ただ、お漬物をお惣菜にアレンジするとここまでお客さんは喜ぶんだってくらいの感覚だった。

続く
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