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おどぼ漬

いよいよおどぼ漬の美味しい季節が近ずいてきました。

おどぼ漬って何?とお思いの方、ほぼぬか漬だと理解して貰って結構です。

糠漬け(ぬかづけ)とは、米糠を乳酸発酵させて作った糠床(ぬかどこ)の中に野菜を漬けこんで作る日本を代表する漬物の一つ。

地方によって糠味噌漬け(ぬかみそづけ)・どぶ漬け・どぼ漬けとも呼ばれます。

うちでは昔から「おどぼ」って呼び、おどぼ漬と称して売り続けていますが、おどぼって言い方はおそらく京都だけ?と思います。

一般に胡瓜・茄子・大根といった水分が多い野菜を漬けこむことが多いんですが、肉、魚、ゆで卵、蒟蒻などを漬けてもそれなりに漬かります。

あまり漬かっていないものは浅漬け、一夜漬けと呼ばれ、漬かりすぎたものは古漬け、ひね漬けなどと呼びますし、また、干した大根を糠に漬けたものを沢庵と呼び、うちの「本干田舎沢庵」が是に当たります。

以前はどこの家庭にも糠床があり糠漬けを作っていたんですが、最近は糠床の手入れの面倒さや臭いの問題からスーパーマーケット等で買ってすませる人がほとんど。

私の小学生時代、約40年前にもうちで「おどぼ」売ってましたが、近所の皆さんは隠れて買いに来られてました、そう後ろ指指されるんです、京の下町では・・・

「糟糠の妻」って言葉が有りますが、語源は「糟糠の妻、堂に下さず」

糟糠は米粕、米糠の事で、貧しいと言う事を比喩する物で、貧しい物しか食べられなかった時に付き添ってくれ苦労を掛けた妻は、立身出世しても手放してはいけないと言う語句。

そんな古臭い漬物の代名詞でありながら、糠漬けは現代でも人気のある食べ物、若者向けのお店でも結構人気有るそうですし、うちの顧客でも子供に喜ばれると言う意見もよく聞きます。

米作が始まった時から延々と1千年以上続くぬか漬が、今も愛され、もっと時代を経ても、おそらくは未来永劫愛されるであろうおどぼ漬。

努々炯々には作らず、しっかり丁寧に創意工夫を怠らず作ろうと考えております。

今日は漬物屋らしい日記でした。
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